築地の老舗「佃權」きょう閉店。
2017年6月30日(金) 1868(明治元)年から続く練り物の老舗、築地の「佃權」が きょう150年の歴史を目前にして閉店してしまいました。 築地場外市場の一角にあって築地の顔といった「佃權」の シャッターが開くことはもう無いのです。 いつでもあるとおもっていたものが失われる寂しさは 何ともやりきれません。もっと、もっと足繁く通えばよかった。 築地市場の豊洲移転問題など環境の変化に加え、 練り物の手作り技術の継承者不足などが閉店の理由のようです。 最終日のきょうをこの目に焼き付けておこうと、小雨の降る中 出向きました。販売しているおばちゃんに今日でお終いですね、 さみしいなぁ〜、と声を掛けるとうなずきながらでも元気よく どれにするの?と・・・忙しくして寂しさを紛らわそうとしている ようにも感じられました。 先日も買ったばかりだったのですが、やっぱり一番人気の 「築地みやげ」を一つください、といったら、おばちゃんが いつもの900円がきょうは2つで1000円!有無を言わさずに 2個入った袋にはいこれもおまけ!と高級なはんぺんを 放り込んでくれました。うれしいなぁ〜 その場から仕事仲間の女性陣に連絡をし、5分後に合流、 おばちゃんのサービスは止まることをしりません。 ぼくもついに「築地みやげ」を追加注文、おばちゃんまたもや はんぺんをサービスしてくれました。 仕事場の冷蔵庫は佃權の「築地みやげ」で満杯です。 最後の最後を見届けようとpm4:00に再度行ってみましたが お知らせらしきものは無くシャッターが降りていただけでした。 築地から、観光客にも愛されてきた名物店の灯が消えた日でした。
by hoze-camp
| 2017-06-30 23:20
| もろもろ
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